何で円安になってるの?

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こんにちは!

最近ニュースでよく目にする円安。

みなさん正しく理解しているでしょうか?

今回はなぜ今円安になっているのかをざっくり解説していきたいと思います!

(なお、今回は米ドルとの為替についてのお話になります。)

円安の理由

まず円安とはどういうことでしょうか?

簡単にいうと「日本円が米ドルに比べて安い」ということです。

ではなぜ円安になっているのでしょうか?

様々な要因がありますが、一番大きな要因は日米の金利差と言われています。

現在アメリカの政策金利は5.5%、一方日本の政策金利は0.1%となっております。

この政策金利とは銀行間のお金のやり取りに使う金利なのですが、これは私たちの銀行預金の金利にも反映されます。

つまり、米ドルで預金する方が日本円で預金するよりも多く利息がもらえるということです。

それなら米ドルの方がいいですよね?

結果、日本円より米ドルの方が需要が高まり、円安ドル高になってしまうということです。

なぜ金利差が生まれるのか

先ほど日米で金利差があるというお話をしました。

ではなぜ日米で金利差が生じているのでしょうか。

そもそも金利を上げる目的とは何でしょうか。

これも様々ありますが、一つに物価を抑えることが挙げられます。

アメリカでは直近物価が上がり続けています。

これは企業業績が良くなり、従業員の給料が増え、消費活動が活発になっていることが要因とされています。

物価は上がりすぎると具合が悪いので、政府はある程度で抑えようとします。

そこで金利を上げるのです。

金利を上げることで、経済の過熱を抑え物価を沈静化することにつながります。(まあなかなか沈静化せずに困っているのですが…)

一方日本はというと、最近ようやく物価が上がってきていますが、まだ金利を上げるほどではありません。

それに金利を上げると経済をクールダウンさせてしまいます。

アメリカと比べて日本経済は現状そこまで強くないので、金利の上昇に耐えることができません。

結果金利を上げることができず、アメリカとの金利差が生じるということになります。

今後どうなる

それでは今後日本円の価値はどうなるのでしょうか。

ここからはあくまで個人的な見解ですので、参考程度に聞いていただければと思います。

結論から言うと、円安ドル高はどんどん進行していくと思います。

先ほど円安の要因を日米の金利差とお伝えしましたが、

これ以外の理由も含めて、結局は強い国の通貨が価値が高くなっていくと思います。

アメリカは言わずと知れた世界トップの経済大国です。

この地位はこれからもしばらくは変わらないでしょう。

そしてあまり知られていませんが、アメリカは資源も豊富です。

世界最大の鉱物資源保有国であり、さらに原油の生産量も世界トップです。

このように経済も強く、資源も豊富で、人口も増えているアメリカはこれからもしばらくの間は世界のトップランナーであり続けるでしょう。

今も世界の基軸通貨として使われている米ドルですが、このような背景もあり当面はその地位が揺らぐことはないでしょう。

結果、ドル高がどんどん進み、他方で日本円がその価値を落とし続けるということになると思います。

まとめ

さて今回は円安について、その理由を解説してきましたがいかがだったでしょうか。

私たちの生活にも密接に関わってくる問題ですので、しっかり理解した上で動向を見守っていきたいですね。

今回のお話が参考になれば幸いです。

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